地域コングロマリット企業化とM&Aの活用
- コングロマリット化・ホールディング化
先日、開催させて頂きました「地域コングロマリット化」セミナーは、おかげさまで270名を超える方にご参加いただきました。
(キャンセル待ちも多く出たため5月にも追加開催をいたします。)
※5月開催分はこちら>>
先日、開催させて頂きました「地域コングロマリット化」セミナーは、おかげさまで270名を超える方にご参加いただきました。
(キャンセル待ちも多く出たため5月にも追加開催をいたします。)
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ところで、地域コングロマリット企業化し、さらなる成長を遂げるための手法として、自前で、新規事業で立ち上げる方法もありますが、M&Aを活用して、地域の企業様を譲り受ける(買収)のも一つの方法です。
昨年、船井総研がお手伝いさせていただいたM&Aの中でも、「地域コングロマリット化」を目指して、異業種に参入するためにM&Aを活用された事例が10数件ございました。
自前で新規事業を立ち上げるのではなく、M&Aによる異業種参入メリットは、大きく言えば、次の3点です。
① 非連続的な成長戦略が描ける(時間を買える)
新規事業を立ち上げる場合は、0から準備し成長をさせていくことになります。
一方、M&Aの場合はすでに売上・利益がある会社を譲り受けるため、譲り受けたタイミングから連結売上は見込めますので非連続的な成長を実現することができます。
② 人財を最初から確保できている
新規事業の場合は1から人財を採用しなければなりませんが、M&Aの場合は、人財も併せて譲り受けるケースが多く、採用に頭を悩ませないでよくなります。
③ ある程度数値が見込むことができる
M&Aで譲り受ける場合は実際の営業成績を見て検討することができるため自社が引き受けた時に、売上・利益をどのように作っていくかが見込みやすくなります。
もちろん、次のような、デメリットやリスクもあります。
① M&Aをするための資金が必要
新規事業立ち上げよりも、資金が必要になるケースもあります。もしくは、最初の手出しは少ない場合でも、借入金を引き継がないといけない場合もあります。
② 統合に人財が必要なケースも
譲り受けた会社と企業文化が同じということはないので、尊重しながら企業文化をすり合わせる必要があります。また、会計等の業務の行い方も違いますので、業務オペレーションの統合に時間がかかるケースもあります。
以上のように、M&Aの活用には、メリット・デメリットはあるものの、今後、地域コングロマリット化を目指す企業様に有力な選択肢であることは、間違いないと考えます。
M&Aを駆使しながら、地域コングロマリット化を目指される企業は確実に増えるでしょう。
まずは、下記に登録いただき、どのような案件があるのか、情報収集から、始められては如何でしょうか?
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ご登録いただいた企業様には積極的にM&A情報をご提供いたします。
船井総研入社後は専門サービス業の経営コンサルティング部門の統括責任者として多数のM&Aを経験。現在は、M&A部門の統括責任者をつとめる。買って終わり、売って終わりではなく、M&A後の企業成長を実現するマッチングに定評がある。過去経営支援を行ってきた企業は200を超える。
光田 卓司の紹介ページはこちら 船井総研のM&Aの特徴とM&Aに関する解説ページはこちら