地域コングロマリット化経営のすすめとM&A
- コングロマリット化・ホールディング化
2023年2月8日(水)、2月9日(木)の2日間にわたり、船井総合研究所東京本社(丸の内)にて地域コングロマリット化セミナーが開催されました。2日間で延べ250名以上の方にご参加いただき、大盛況のセミナーとなりました。
地域コングロマリット化セミナー追加開催分(2023年5月10日(水))のご案内についてはこちら
当日は、M&A支援部の選択講座としてM&Aに関する内容をお伝えさせていただきました。M&Aの選択講座には、70名近くの方がご参加いただき、とても関心の高い分野であることを再確認いたしました。
R&D(Research & Development)による新規事業立ち上げの成功確率が18%であり、M&Aによる新規事業立ち上げの成功確率が36%であるというデータがあります。R&DとM&Aでは、成功確率が2倍近く開きがあることが分かります。これは、
・M&Aで時間を買うことによる非連続な成長
・人財の確保の観点
等が影響してるのかと考えられます。
M&Aによるコングロマリット化の例としては、下記の案件をご紹介させていただきました。
・自動車販売会社が住宅会社をM&Aした例
・下水処理会社が農業法人をM&Aした例
・葬儀社が霊園・墓石店をM&Aした例
・結婚式場が写真館をM&Aした例
・物流企業がプリン専門店をM&Aした例
などを取り上げさせていただきました。
M&Aを検討されたり、実際に実行されているのは、
大企業だけではなく、中堅・中小企業が戦略的にM&Aに取り組まれていることをお伝えさせていただきました。M&Aは身近なものであるとご認識いただけたのではないかと考えております。
船井総研入社後は専門サービス業の経営コンサルティング部門の統括責任者として多数のM&Aを経験。現在は、M&A部門の統括責任者をつとめる。買って終わり、売って終わりではなく、M&A後の企業成長を実現するマッチングに定評がある。過去経営支援を行ってきた企業は200を超える。
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