M&Aの流れ
案件ごとに流れが変わることはありますが、
一般的なM&Aの流れをおさえておくことは大切です。
M&Aは通常、検討を開始してから
契約が成立するまで平均9ヶ月~10ヶ月。
その間に何を行うのか?~M&Aの流れ~
M&Aは検討し始めてから契約が成立するまで長い時間がかかります。
マッチングサイトなどで、最短2週間などが書いてあるのは、あくまでもマッチングするまでの期間であり、
最終契約が成立するまでの期間ではありません。どれだけ早くても3か月~4か月はかかります。
譲渡企業様(売主様)の
M&Aの一般的な流れは下記の通りです。
船井総研では、下記の流れを伴走しながら、完全成功報酬型でサポートします。
【譲渡希望企業様】
- 初期相談
- 企業価値の算定
- M&A仲介契約の締結
- 企業概要書の作成
- 候補先の選定
- 候補先への提案
- トップ面談
- 基本合意契約書
- 買収監査(デューデリジェンス)
- 最終条件の調整
- 最終契約の締結、クロージング
-
売主様ステップ1M&Aの支援会社に相談を行う
先譲渡希望企業様(売主)はM&Aの情報収集を始めます。情報収集段階でいろんな可能性を探っていくことが大切です。M&Aによる譲渡はあくまでも企業が発展するための一つの手段ととらえて、M&Aの支援を行う会社の話を聞いていきましょう。 -
売主様ステップ2企業価値の算定を行う
M&Aという手段も検討する、という決心が至った場合、企業価値の算定を行いましょう。
企業価値のつける手法は様々な方法があります。コストアプローチ・マーケットアプローチ・インカムアプローチと多岐にわたる算出方法があります。様々なアプローチ方法で貴社の企業価値を算定し、市場における相場観を知りましょう。 -
売主様ステップ3M&Aの支援会社と仲介契約 or
FA契約を結ぶ企業価値算定を行い、相場観と貴方の持つ価格感に大きな隔たりがなく価格に納得がいった場合は、M&Aの支援機関と仲介契約、もしくはファイナンシャルアドバイザリー契約(FA契約)を結びます。
この段階で着手金が発生する場合がございます。
※船井総研は着手金を原則いただきません。 -
売主様ステップ4貴方の会社の価値が伝える
「企業概要書(IM)」の策定M&Aの世界ではインフォメーション・メモランダム(略:IM)と言われる「企業概要書」の作成をM&Aの支援会社が策定いたします。企業概要書で、企業の魅力を伝えることで、多くの企業が貴方の会社に興味を持つかどうかの分かれ道にもなります。
専門のコンサルタントに企業の歴史や強みを話し、自社の強み・特徴を明記した企業概要書の策定を行っていきましょう。 -
売主様ステップ5候補先の選定を行う
声がけを行う候補先の選定を行っていきます。ロングリストと言われる100程度の企業リストから、候補先を絞りショートリストという10社程度に限定されたリストを作ることが一般的です。
船井総研は業種専門のコンサルタントがいるため、最初から精度の高いショートリストでご提案させていただことも多くあります。 -
売主様ステップ6候補先への提案
候補先様にまずはノンネームシート(企業が特定されないシート)でアプローチし、興味を持っていただいた方に企業概要書の提示を行います。 -
売主様ステップ7意向表明書の受理
譲り受け企業側に企業概要書をご覧いただきM&Aに興味をお持ちいただいた場合、買収の意向がありますという提示を行っていただきます。意向表明の中には買収の金額目安等が書かれる場合が多くございます。 -
売主様ステップ8トップ面談
意向表明を受け、納得がいく内容であった場合、譲り受け候補企業のオーナーと対面して、お互いの企業のこと、ビジョンなどの確認を行い、企業同士の相性を確かめ合います。 -
売主様ステップ9基本合意契約
トップ面談後、相性が良いと判断した場合、基本合意契約書を結び、交渉権を付与します。基本合意契約書の中では、金額目安、条件などだけでなく、交渉期間を明示することが一般的です。
この段階で中間金が発生する場合があります。
※船井総研は中間金をいただきません -
売主様ステップ10買収監査(デューデリジェンス)
譲り受け企業側より監査を受けます。ビジネス・財務・法務・労務などの観点から質問を受けながら、お互いの認識の齟齬がないようにすり合わせをしていきます。約1ヶ月~2ヶ月をかけてデューデリジェンスを行っていくのが一般的です。 -
売主様ステップ11最終条件の調整
デューデリジェンスが終えた後、最終条件の調整を行い、お互いが話し合いながら最終契約書(株式譲渡契約書等)を詰めていきます。 -
売主様ステップ12最終契約の締結・クロージング
最終契約書を両者が調印を行い契約を締結し、ご指定の口座に対価の送金が行われます。調印日と入金日が同日になることも多くあります。(入金日は双方の話し合いにより決めていきます)
入金確認後、M&A支援会社に成功報酬を支払います。
譲り受け企業様(買収企業側)の
M&Aの一般的な流れは下記の通りです。
船井総研では、下記の流れを貴社の戦略に伴走しながら完全成功報酬型でサポートします。
【譲り受け希望企業様】
- ノンネームシートの提案
- 譲渡企業の概要開示
- M&A仲介契約の締結
- 買収意向表明書の提出
- トップ面談
- 基本合意契約書
- 買収監査(デューデリジェンス)
- 最終条件の調整
- 最終契約の締結、クロージング
-
譲受企業様ステップ1ノンネームシートの提案
ノンネームシート(企業が特定できない情報)の確認を行い、買収対象になるかどうかの判断を行います。
業種・規模・エリアなどは明示されておりますので、自社の戦略に合うかどうかを見極める必要があります。 -
譲受企業様ステップ2企業概要書(IM)の確認
ノンネームシートを確認し、興味がある場合はM&A支援会社と機密保持契約書を結び、企業概要書の確認を行います。
企業概要書には、当該企業の強みや決算情報、組織図などが記載されております。
概要書を確認の上、簡単な質問を投げかけ戦略上合うかどうかを確かめていきます。 -
譲受企業様ステップ3M&Aの支援会社と仲介契約 or
FA契約を結ぶ譲渡希望企業との交渉を前に進めていく場合は、M&Aの支援機関と仲介契約、もしくはファイナンシャルアドバイザリー契約(FA契約)を結びます。この段階で着手金が発生する場合がございます。
※船井総研は着手金を原則いただきません。 -
譲受企業様ステップ4買収意向表明書の提出
現時点で、どのような条件で譲り受けを希望するかを明記した買収意向表明書を譲渡企業側に提出します。
詳細の条件は調査前となりますので、この時点でわかる範囲の希望を記載します。 -
譲受企業様ステップ5トップ面談
買収意向表明書の内容に、譲渡企業様が納得されたことを確認しトップ面談を行います。
お互いの考え方に相違がないか、相性がどうか等を対面して確かめていきます。 -
譲受企業様ステップ6基本合意契約書
トップ面談後、相性が良いと判断した場合、基本合意契約書を結び、交渉権をえます。基本合意契約書の中では、金額目安、条件などだけでなく、交渉期間を明示することが一般的です。この段階で中間金が発生する場合があります。
※船井総研は中間金をいただきません -
譲受企業様ステップ7買収監査(デューデリジェンス)
必要に応じて、弁護士・会計士・社労士・コンサルタントなどの専門家に依頼し、ビジネス・財務・法務・労務などの観点から質問を行いながら、お互いの認識の齟齬がないようにすり合わせをしていきます。約1ヶ月~2ヶ月をかけてデューデリジェンスを行っていくのが一般的です。 -
譲受企業様ステップ8最終条件の調整
デューデリジェンスが終えた後、最終条件の調整を行い、お互いが話し合いながら最終契約書(株式譲渡契約書等)を詰めていきます。 -
譲受企業様ステップ9最終契約の締結・クロージング
最終契約書を両者が調印を行い契約を締結し、ご指定の口座に対価の送金を行います。調印日と送金日が同日になることも多くあります。(入金日は双方の話し合いにより決めていきます)
送金後、M&A支援会社に成功報酬を支払います。