【モビリティ業界特化型】M&Aで幸せな未来を実現するためのレポート vol.9
- 自動車販売・整備業M&Aレポート
「変化が激しい中古車販売店で勝ち抜くため戦略とは」
皆様、いつもありがとうございます。
私、株式会社船井総合研究所
モビリティ支援部/フィナンシャルアドバイザリー支援部 ディレクター
の淵上幸憲と申します。
【執筆担当コンサルタント:淵上幸憲のプロフィールはこちら】
本ブログでは自動車業界に関連するM&Aトピックス
または生の事例をお伝えいたしますので
ぜひ毎週の投稿をお楽しみにしていただけたらと思います。
さて第9回目のブログテーマは、
「譲渡企業の店長10名に聞いた!成長するために必要な役割とは」
について皆様にお話させていただきます。
近年自動車業界ではM&Aが加速していますが、M&A成立後に成長する店舗には
必ず優秀な店長の存在があります。私も何件ものM&Aに携わらせていただいていますが、その中でも特に優秀な10名の店長から実際にお聞きした生の成功体験を本ブログではお伝えいたします。
実際にM&Aでの譲渡を検討されている企業では成立後に、店長がどれくらい頑張ってくれるのかまたはどんな立ち振る舞いをしてくれるのかなど色々不安がつきものです。その不安も本ブログを及びいただけたら解消できるかと思いますので、最後までお付き合いいただけたらと思います。
①とにかく今出来ることを実施して譲受企業にも積極的に相談すること
特に優秀な店長はすべてを自分で実施しようとはせず、等身大の力量を把握して出来ないことは積極的に相談する姿勢を追求しています。具体的にはメンバーの育成や成果を出すための仕組み化ですが、苦手な部分やコストがかかる部分がある際に譲受企業側でそこに解決策がある時には積極的に学びそれを自店の成長に繋げています。M&A後は内部のリソースをどれだけ上手に活用できるかが大事ですし、そのことを店長が理解して率先できるかどうかが成長のカギとなります。
②自ら積極的にコミュニケーションを図る
M&A成立後に不安なのは一緒に働いているメンバーです。だからこそ店長自身がしっかりしながら今まで以上に一人一人の時間を大事にしています。もちろん友好的なM&Aを実現している譲受企業では必ず全メンバーと1on1でのミーティングを実施しますが、すべてがそのような形になるわけではありません。だからこそどんな時でも店長がメンバーの不安にいつでも寄り添えるようにコミュニケーションの時間を確保することを大事にしています。
③とにかくチャレンジすること
基本的には譲受企業の経営資源を活用できるということは今まで以上に大きなことが出来ることになるということです。だからこそ前向きにチャンスと捉えて、大きな仕事にチャレンジする姿勢が大事だということです。具体的には出張展示会であったり、CMを大量に実施してみたりなどたくさんお金をかけることができるようになり、さらには在庫も今までの2倍以上になり売りやすくなったりと良いこともたくさん出てきます。しっかりそのチャンスをものにできる店長が優秀な店長になっています。
~最後に~
今回は「譲渡企業の店長10名に聞いた!成長するために必要な役割とは」
についてお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。いかにこの状況をチャンスと捉えて積極的にチャレンジできるかどうかとメンバーとの時間を大事にすることがポイントです。実際に友好的M&Aを実現している企業では譲渡企業側とのコミュニケーションを密に行い、M&A成立後に急成長させています。弊社では超友好的M&Aを推進しており、このようなモデルケースで双方の幸せを追求しています。ぜひお気軽にお問合せください。
ではまた来週の第10弾のブログもお楽しみにしていただけたらと思います。
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https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-ma/inquiry船井総研では、50年以上にわたる業種別コンサルティングの経験を活かした、M&A 成立後の業績向上・企業の発展にコミットするM&Aを目指しております。業種専門の経営コンサルタントとM&A専門のコンサルタントがタッグを組み、最適な成長戦略を描きます。