【モビリティ業界特化型】M&Aで幸せな未来を実現するためのレポート vol.6
- 自動車販売・整備業M&Aレポート
「M&A成立後も持続的に成長する上で重要なこと」
皆様、いつもありがとうございます。
私、株式会社船井総合研究所
モビリティ支援部/フィナンシャルアドバイザリー支援部 ディレクター
の淵上幸憲と申します。
【執筆担当コンサルタント:淵上幸憲のプロフィールはこちら】
本ブログでは自動車業界に関連するM&Aトピックス
または生の事例をお伝えいたしますので
ぜひ毎週の投稿をお楽しみにしていただけたらと思います。
さて第6回目のブログテーマは、
「M&A成立後も持続的に成長する上で重要なこと」
について皆様にお話させていただきます。
自動車業界において多方面でのM&Aが近年では急増しております。
M&Aが増える業界としては様々な変化が起こっている証拠ではありますが、
実際には持続的成長を実現するためには欠かせない観点がいくつかあります。
本ブログではその事例を紹介するとともに、
ぜひこれからM&Aを検討している企業の皆様においては、
必ずこの観点を参考に失敗しないM&Aをおこなってと思います。
①必ず譲渡企業の従業員と1on1で面談をすること
特に譲渡企業側の従業員は成立後の不安を多く抱えている場合がたくさんあります。
だからこそ譲受企業側の経営者と1on1でお話をして不安を解決してあげることは
とても重要な観点となります。M&Aを成長戦略に掲げて成長をし続けている
企業の経営者からお聞きすることは、とにかく信用してもらうことこれに尽きます。
とよくお聞きしてます。
M&Aというとすごく難しいように感じますが、
結婚と同じで信用してもらうためにはすべてを開示して
それを好きになってもらうことが大事だということです。
つまり上記の面談では経営者としてだけではなく一人の人間としてしっかり向き合うことが重要だということです。
②譲渡企業の文化を尊重すること
全てではないですが人は変化に対してものすごいストレスを感じる傾向があります。
だからこそ譲渡業側の主張を無視して、
すべて譲受企業の在り方に当てはめようとすると一気に業績が低迷してしまう
または離職率が高まってしまうことはよくお聞きします。そういう意味では、
株式譲渡後に大きな変化を与えずに徐々に慣れていただくことがまずは大事だということです。
そういう意味においてもしっかり相手側に耳を傾けることが大事ですし、
それが成長のきっかけとなります。
その課題を解決するためにはまず連携するイベントを企画することです。上手に連携をしている企業では月1回は必ずシャッフル呑み会を企画し、会社負担でざっくばらんなコミュニケーションを促進できるようにしております。細かい話ですが、仲良くなった人とは自己開示ができ、さらに協力したくなるものです。だからこそこういった企画を活かして、
③コミュニケーションなどの連携を大事にすること
譲渡企業側と譲受企業側で壁が出来てしまうことは良くある課題としてあがります。
次の成長に繋げることが重要となります。
~最後に~
今回は「M&A成立後も持続的に成長する上で重要なこと」についてお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。お伝えしたいことはシンプルでとにかく
自己開示をして信用してもらうことが譲受企業側の姿勢として大事だということです。
とてもシンプルなのですが、実はこの単純なことが出来ておらず
M&A成立後に業績が低迷している企業のほうが多い印象です。
だからこそ本ブログをお読みいただいている皆様はそのようなことが
内容にしっかり計画を立てて双方の幸せを実現していただけたらと思います。
ではまた来週の第7弾のブログもお楽しみにしていただけたらと思います。
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https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-ma/inquiry船井総研では、50年以上にわたる業種別コンサルティングの経験を活かした、M&A 成立後の業績向上・企業の発展にコミットするM&Aを目指しております。業種専門の経営コンサルタントとM&A専門のコンサルタントがタッグを組み、最適な成長戦略を描きます。