自動車販売/整備業のM&Aのメリット・デメリット

自動車販売/整備業のM&Aのメリット・デメリット

今回は「自動車販売/整備業のM&Aのメリット・デメリット」について解説させていただきます。

自動車業界は100年に一度の変革期であり、これは動力の変化が様々な影響を生み出すといわれております。変化が生じるということはM&Aが増えるということなので、これから益々M&Aの動きは加速していくでしょう。最近様々な経営者とお話させていただくと、そんな時流ではありながらもまだM&Aは実施したことがないからあまりイメージできないんだよね、というお声もいただくケースが多いです。だからこそ本ブログではこれからM&Aを展開したいと考えている方向けに業界におけるM&Aのメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

自動車販売/整備業でM&Aを実施するメリット

1.規模及び事業が拡大すること

これは当たり前ですが、売上が間違いなく成長します。特にM&Aを展開している上場している企業では売上成長率180%を3年連続で実現している企業も多々出ております。それだけ成長戦略としては友好的な戦略だということです。また売上成長を実現するなかでは、取引先の数であったり、さらには新サービスの展開なども実現できます。特に自動車業界において新しくはじめたかったサービスが譲渡企業ですでに展開されている場合、それぞれに良い効果をもたらすという形になります。

2.新規市場に展開しやすい

新規市場に参入する時に難しいのは、その地域の文化特性です。小商圏に位置しているエリアこそ外部から展開してきた企業を利用するのは嫌がる傾向があります。そこでM&Aで展開して、今までの従業員の方が接客をしてくれる分であれば、その課題解決に繋がるので、より展開しやすくなるというわけです。

3.相乗効果により成長できる

相性が良い事業を展開している場合は、様々なノウハウを持たれている場合には連携することで成長スピードを速めることが出来ます。例えばレンタカー事業を展開している企業があれば、将来的には仕入れ力が高まる可能性もありますし、ガソリンスタンド事業を展開している企業があれば販売、整備、鈑金などのすべての事業との相乗効果が期待できます。

自動車販売/整備業でM&Aを実施するデメリット

1.統合について時間がかかる

企業規模も大きくなる分、それぞれの文化を統制していくことは非常に難しいところです。だからこそPMIでは譲受企業の経営者が譲渡企業の従業員全員と面談していくことが重要になりますし、そこでいかに信用してもらえるかがポイントとなります。またビジネス面においてすぐに全てを変化させると大量離職に繋がりかねないのでここも慎重に進める必要があります。改めてお互いを尊重しながら、良い部分を活かしてという前向きな動きが大事です。

2.M&A成立までにも時間や手間はかかる

M&Aではトップ面談から基本合意そして調印というところまで予期せぬトラブルなども起こるケースがあります。だからこそ時間や手間はかかる戦略ではありますが、企業をより良くしていくためにも重要な戦略でもあります。だからこそ買収監査のタイミングでは双方ともになるべく時間を確保しておき、しっかり最後までのスケジュールを固めて、不明確性をなくしておくことも重要なことです。

本ブログでは自動車販売/整備業のM&Aのメリット・デメリットをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。メリットやデメリットを事前に知っておくことこそ、たとえデメリットとなることが生じたとしてもそれはチャンスにつながったりということも生じるかと思います。

近年では業界問わず全体でM&Aが加速する中では様々なドラマが生み出されています。手間がかかることこそ、チャンスが眠っている可能性が高いのでぜひここは1つ1つ着実にということをキーワードとして進めていただけたらと感じている次第でございます。

何か相談してみたいということがあれば、是非弊社までお気軽にご連絡ください。

自動車販売/整備業のM&Aに関する詳細な情報は、こちらをご覧ください。

1.自動車販売/整備業のM&AのTOP
2.自動車販売/整備業の2024年M&Aの振り返り
3.自動車販売/整備業のM&Aの特徴
4.自動車販売/整備業のM&Aのメリット・デメリット
5.自動車販売/整備業のM&Aの注意点
6.自動車販売/整備業M&Aの譲渡対価の相場観
7.自動車販売/整備業のM&A事例
8.自動車販売/整備業のM&Aの失敗事例

最後に、自動車業界向けのM&Aレポート「売主が必ず読む本」を下から無料でダウンロードいただけます。ぜひご覧ください。





富士宮 正就

(株)船井総研あがたFAS

大学卒業後、地方銀行に入行。その後、外資系保険会社在籍を経て、保険代理店を起業。中小企業に対し、金融面から経営サポートを行う。自身でM&Aを経験し、船井総合研究所参画後は、製造業を中心に事業継承及びM&A支援に従事している。

富士宮 正就

(株)船井総研あがたFAS

大学卒業後、地方銀行に入行。その後、外資系保険会社在籍を経て、保険代理店を起業。中小企業に対し、金融面から経営サポートを行う。自身でM&Aを経験し、船井総合研究所参画後は、製造業を中心に事業継承及びM&A支援に従事している。