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平日
9:45~17:30
本日は電気工事業のM&A事例について、ご紹介します。すっかり浸透した感のある電気工事業界のM&Aですが、改めて事例に触れることで自社のM&A戦略の参考にしていただければと思います。
〇譲受企業企業名:JESCOホールディングス株式会社
本社:東京都新宿区新宿2-1-9
事業内容:配管、配線、機器設置工事等の電気設備工事業、電気通信工事業
〇譲渡企業企業名:菅谷電気工事株式会社(譲渡前)
本社:群馬県渋川市吹屋656-34
事業内容:電気設備、電気通信設備、送電線、発変電交通信号機設計、施工、管理点検、保守
売り手である菅谷電気工事は、北関東地区を中心にして主に電気設備工事、電気通信設備工事で多くの実績を残し、技術力と顧客からの信頼によって高いブランド力を保有する老舗の建設会社でした。
買い手であるJESCOホールディングスの戦略としては、菅谷電気工事が保有する多くの資格技術者の強力な技術力を礎として、北関東地区における共同営業体制や、海外を含めた工事施工要員の人材交流等、グループ全体でのシナジー効果を期待してのものでした。
(参照:JESCOホールディングス株式会社適時開示H29.9 )
松本 武
(株)船井総研あがたFAS チーフコンサルタント
大学卒業後、ノンバンクへ入社。 営業・法務・管理部門を担当する中、当該ノンバンクが投資ファンドに買収されたことにより、その後、投資ファンド側でのM&A(企業買収・売却)や事業再生支援に従事、買収企業でのハンズオン支援などにも携わる。 2019年船井総合研究所に入社。M&A部門にてエネルギー業界、人材派遣業界、サービス業等幅広い業界でM&A成約のサポートを行っている。
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