


不動産/賃貸管理業M&A

大西 由訓
(株)船井総研あがたFAS シニアコンサルタント
中小企業サポートのエフアンドエムにて個人事業主・法人の支援をした後、雑貨企画販売業のシンシアの財務担当役員に就任。船井総合研究所に入社後は、不動産業を中心に複数の案件成約に携わり、現在は不動産・建設M&Aを統括。

大西 由訓
(株)船井総研あがたFAS シニアコンサルタント
中小企業サポートのエフアンドエムにて個人事業主・法人の支援をした後、雑貨企画販売業のシンシアの財務担当役員に就任。船井総合研究所に入社後は、不動産業を中心に複数の案件成約に携わり、現在は不動産・建設M&Aを統括。
不動産・賃貸管理業でのM&Aは増えているようだが、本当に売り手企業は成長できるのか?
船井総研グループでは25年以上、不動産・賃貸管理業界のコンサルティングを行っており、現在もこの業界で約100社以上のコンサルティングを行っています。私自身も賃貸管理業専門のコンサルティングを20年行い、現在は不動産業界を専門に事業承継・M&Aによる企業成長をコンサルティングさせて頂いています。
賃貸管理業界は、成熟期を超えて衰退期に入り、業界再編が始まっています。一言で言うと、大きく入居者が増えない一方で、新しい物件が多く建設され、モノ余りの時代に入っています。自主管理オーナーからの管理受託は難しくなり、他社から管理を奪うであったり、大手メーカーのサブリースを奪って自社管理とすることを進めていかないと管理拡大は難しい状況です。更に、管理業法等の制定等、管理会社に求められるレベルが向上しています。
そんな業界環境の中で、後継者がいないことによる事業承継型のM&A(譲渡)だけでなく、成長戦略型のM&Aも増えてきています。
例えば、埼玉県のフロンティアホーム様は、極めて業績も順調で中川社長様もまだ50代で、成長戦略の一環として、2021年にクラスコグループ(本社:金沢市)に株式譲渡し、グループインされました。
中川社長様はグループイン後も社長としてフロンティアホームの経営を続けられ、株式譲渡後の2年間で利益4倍を実現されています。
【M&A成功事例】
55歳業績好調の中、成長戦略としてM&Aを実行。
2年間で利益4倍に。
株式会社フロンティアホーム(埼玉県所沢市)⇒株式会社クラスコ(石川県金沢市)2021年12月にグループイン
詳しくはこちら
このような成長戦略型のM&Aが増える一方、まだ譲渡側の株主経営者様も社員さんも、M&Aに対しての大きな誤解があるように感じます。
「M&Aで売ってしまったら買い手企業の言いなり?!」「厳しい経営者・幹部が乗り込んできて大きくやり方も人も変えられてしまうのでは?!」こんな言葉を聞きます。
船井総研グループでは長年業界で成長企業をサポートしてきたコンサルティング会社だからこそ、売り手企業さんの幸せ・豊かさ、そして成長を第一にM&A実行をしております。買い手企業様にも、売り手企業の長所を活かし、シナジー効果を出しながら、ソフトランディングでの成長を促しています。
下記のようなご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
- 業界の将来を考えて、自社がM&Aで会社を譲渡すべきか、自前で頑張るか、相談したい。
- 自分も高齢になりつつあるが、後継者がいないので、どのような選択肢があるのか把握しておきたい。
- 今会社を譲渡したいわけではないが、いざという時のために企業価値(譲渡価格)を知っておきたい。
- もし、譲渡するとしたら、どのような譲受企業があるか、可能性を知っておきたい。
- 自分が経営者として残ることを前提に、成長戦略型のM&Aについて、可能性を知りたい。
また、金融機関やM&A仲介会社から、事業承継・M&Aの打診があった場合、「本当に、それが最善の選択肢なのか?」と悩まれるケースも多いと思います。そのような場合、船井総研では、オーナー経営者様に寄り添って、総合的な経営判断として、セカンドオピニオンサービスも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
不動産/賃貸業界のM&Aに関する詳細な情報は、こちらをご覧ください。
1.不動産仲介業界(売買)における2024年のM&A動向の振り返り
2.不動産仲介業界(売買)におけるM&Aのメリット・デメリット
3.不動産仲介業界(売買)において成功するM&Aのポイント
4.不動産仲介業界におけるM&A事例
5.賃貸管理業界におけるM&Aの時流
6.賃貸管理業界におけるM&Aのメリット・デメリット
7.賃貸管理業界において成功するM&Aのポイント
8.賃貸管理業界におけるM&A事例