「譲渡企業の店長10名に聞いた!成長するために必要な役割とは」
について皆様にお話させていただきます。
近年自動車業界ではM&Aが加速していますが、M&A成立後に成長する店舗には必ず優秀な店長の存在があります。私も何件ものM&Aに携わらせていただいていますが、その中でも特に優秀な10名の店長から実際にお聞きした生の成功体験を本コラムではお伝えいたします。実際にM&Aでの譲渡を検討されている企業では成立後に、店長がどれくらい頑張ってくれるのかまたはどんな立ち振る舞いをしてくれるのかなど色々不安がつきものです。その不安も本コラムを及びいただけたら解消できるかと思いますので、最後までお付き合いいただけたらと思います。
①とにかく今出来ることを実施して譲受企業にも積極的に相談すること
特に優秀な店長はすべてを自分で実施しようとはせず、等身大の力量を把握して出来ないことは積極的に相談する姿勢を追求しています。具体的にはメンバーの育成や成果を出すための仕組み化ですが、苦手な部分やコストがかかる部分がある際に譲受企業側でそこに解決策がある時には積極的に学びそれを自店の成長に繋げています。M&A後は内部のリソースをどれだけ上手に活用できるかが大事ですし、そのことを店長が理解して率先できるかどうかが成長のカギとなります。
②自ら積極的にコミュニケーションを図る
M&A成立後に不安なのは一緒に働いているメンバーです。だからこそ店長自身がしっかりしながら今まで以上に一人一人の時間を大事にしています。もちろん友好的なM&Aを実現している譲受企業では必ず全メンバーと1on1でのミーティングを実施しますが、すべてがそのような形になるわけではありません。だからこそどんな時でも店長がメンバーの不安にいつでも寄り添えるようにコミュニケーションの時間を確保することを大事にしています。
③とにかくチャレンジすること
基本的には譲受企業の経営資源を活用できるということは今まで以上に大きなことが出来ることになるということです。だからこそ前向きにチャンスと捉えて、大きな仕事にチャレンジする姿勢が大事だということです。具体的には出張展示会であったり、CMを大量に実施してみたりなどたくさんお金をかけることができるようになり、さらには在庫も今までの2倍以上になり売りやすくなったりと良いこともたくさん出てきます。しっかりそのチャンスをものにできる店長が優秀な店長になっています。
~最後に~
今回は「譲渡企業の店長10名に聞いた!成長するために必要な役割とは」
についてお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。いかにこの状況をチャンスと捉えて積極的にチャレンジできるかどうかとメンバーとの時間を大事にすることがポイントです。実際に友好的M&Aを実現している企業では譲渡企業側とのコミュニケーションを密に行い、M&A成立後に急成長させています。弊社では超友好的M&Aを推進しており、このようなモデルケースで双方の幸せを追求しています。ぜひお気軽にお問合せください。
ではまた来週の第10弾のコラムもお楽しみにしていただけたらと思います。