葬儀

【有限会社三田が広仏メモリアルサービス株式会社(広仏グループ)へ株式譲渡】葬儀業M&A成功事例

左: 有限会社三田 三田真由美様
右: 広仏メモリアルサービス株式会社 蕗裕一朗様

広島の葬儀文化を守り、新たな価値を創造する。安芸高田市で圧倒的シェアを誇る老舗葬儀社が、広島市で成長を続ける広仏グループへ

2025年9月、広島県安芸高田市で長年地域に根差してきた葬儀会社、有限会社三田が、広仏メモリアルサービス株式会社(広仏グループ)へ株式譲渡を行いました。

地域のインフラとも言える葬儀事業をいかに次世代へ繋いだのか。譲渡側の三田真由美社長と、譲受側の広仏メモリアルサービス・蕗裕一朗社長にお話を伺いました。

【譲渡側:有限会社三田 三田真由美様】

― まずは有限会社三田について教えてください。

安芸高田市において、約20年以上にわたり「ご遺族に寄り添う葬儀」をモットーに事業を続けてまいりました。徹底した地域密着の姿勢を貫き、現在ではエリアシェアの約6割を占めるまでになりました。地域の皆様からの信頼こそが、私たちの最大の財産です。

― 今回、広仏メモリアルサービス様をパートナーに選ばれた理由は?

最初、船井総研さんから候補先としてご提案いただいた際、「蕗社長は三田社長とお人柄が非常に合うと思います」と強く背中を押されました。 実際に両者面談でお会いしてみると、初対面とは思えないほど意気投合してしまいました(笑)。蕗社長の誠実なお人柄に触れ、「この方なら、私たちが大切にしてきたスタッフや地域のお客様を安心してお任せできる」と直感しました。

― M&Aを進めていく中で、印象に残っていることはありますか?

何より、成約前日(決済日)の出来事です。実は、緊張や疲れが重なったのか、私が急遽体調を崩してしまい、広島市内での会場に行くことができなくなってしまいました。 「せっかくの日なのにどうしよう」と焦りましたが、船井総研さんや蕗社長、関係者の皆様が即座に動いてくださいました。急遽、日程や会場を調整し、皆様が安芸高田までわざわざ足を運んでくださる段取りを整えてくれました。その温かい配慮のおかげで無事に成約を迎えることができ、感謝の言葉しかありません。


【譲受側:広仏メモリアルサービス株式会社 代表取締役 蕗裕一朗様】

― 三田様との提携について、蕗社長の視点からはいかがでしたか?

私も三田社長とお会いした瞬間、船井総研さんが仰っていた通り「お人柄の相性」を強く感じました。三田様が築かれたシェア6割という実績の裏には、この素晴らしいお人柄があるのだと確信しました。 こうした「経営者同士の想いのマッチング」を的確に見抜いて提案してくださった船井総研さんの提案力には、本当に驚かされましたし、素晴らしいと感じています。

― 決済当日のハプニングについても、お聞かせください。

三田社長の体調不良をお聞きした時は、とにかくお体が第一だと考えました。成約はゴールではなく、これから共に歩むスタートラインです。船井総研さんとも連携し、「それならば私たちが安芸高田へ伺いましょう」と即座に決まりました。 結果として、三田様の本拠地である安芸高田で固い握手を交わすことができ、むしろ両社の絆がより深まった、非常に思い出深い一日となりました。


―担当コンサルタントの目:船井総研あがたFAS 神戸庸平

「数字や条件の精査はもちろん重要ですが、最後はやはり『人』と『人』です。三田社長と蕗社長がお会いされた瞬間のあの意気投合された様子を拝見し、このご縁を確信いたしました。 決済当日も、蕗社長をはじめとする皆様の『三田社長のために』という一体感があったからこそ乗り越えられたものです。これほどまでにお互いを想い合える素晴らしいM&Aに携われたことを、心から誇りに思います。」

神戸 庸平

(株)船井総研あがたFAS チーフコンサルタント

九州大学生物資源環境科学府卒業後、大手百貨店、化粧品卸売業のコンサルティング業務を経て、2023年に船井総合研究所に入社。以降、物流業界・葬儀業界を中心に中小企業向けにM&Aを含めた企業の成長戦略支援を行う。