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あなたと法人の未来を拓く出口戦略ガイドブック
田畑 伸朗
(株)船井総研あがたFAS チーフコンサルタント
大手地方銀行にて、中小企業コンサルティング業務に従事。本部にて審査部審査役を長らく務め、中小企業の資金調達や財務管理のみならず、金融機関側の与信判断にも知見を有する。2009年から4年間、銀行の医療福祉支援チームに属し、関西エリアのクリニック開業支援や介護福祉施設の設備投資案件等に数多く関わる。それら経験を活かし、現在は医療福祉業界を中心にM&A仲介業務に従事している。
障がい福祉業界では、オーナー経営者の高齢化、業界の激しい変化、業界再編の加速を背景に、M&Aが活発化しています 。中堅中小企業においてもM&Aが現実的な選択肢となっています 。
一口にM&Aと言っても、M&Aの目的も、M&A後のオーナー様の人生設計は様々です。完全に引退される「ハッピーリタイア型」、株式譲渡後も仕事を継続される「セミリタイア型」、企業成長のための「成長戦略型」、また「いざという時のため」型などなど。
本レポートでは、M&Aをお考えのご経営者がご不安にお感じになる点、譲渡価格の決定方法、譲渡後の自身の生活、譲渡スキームの種類、税金等について、できるだけ分かりやすく解説することを目指しました。社会福祉法人でM&Aを行う際の注意点についても記載しております。
将来的にM&Aを検討しているご経営者にとって今からできる準備や、信頼できるM&A仲介会社の選び方といった実践的なアドバイスも記載しておりますので、一助として頂ければ幸いです。
第1章:障がい福祉業界の再編が始まる!
第2章:そもそもM&Aが最善の選択肢なのか? 様々な事業承継の選択肢。
第3章:M&A後の人生設計の様々なタイプ。若くして株式譲渡するケースも増加。
第4章:譲渡を行うにあたって何を重視する? 優先順位を明確にすることが成功の近道。
第5章:M&Aはどのような流れで進むのか?
第6章:M&Aの譲渡対価はどうやって決まるか? M&A対価決定の実話。
第7章:譲渡スキームは様々。自身の要望にあったスキームを選ぼう。
第8章:M&Aに関係する税金の話。
第9章:社会福祉法人のM&Aについて
第10章:今すぐではなく将来的にM&Aを考えている場合にやっておいた方が良いことは?
第11章:急増するM&A仲介会社。M&A会社の選び方は?
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